現場で「すぐに」あたたかいコーヒーを(R4改定)

弊社では昼休み以外に10時、15時と各15分程度の休憩を取るのですが、その時の飲み物は弊社で用意しています。この時期の皆のささやかな願いが「現場で温かい飲み物を「スグ」飲みたい」ということ。

弊社でも「そんなことが出来たらな」ってずっと思っていましたが、昨年からある方法を試しています。

飲み物も丁度良い温度で保たれますし、取り出してスグ飲む事が出来ます。ここに行き着くまでに色々考えましたので、その「あがき」を今回はご紹介します。

その都度「買ってくる」

まとめて買うとコストは1/4に。

近くの自販機やコンビニから買ってくるだけ。飲む人にとってはこれでOKです。ただ、ホームセンター等で缶コーヒーは「33円~」です。

通常価格はこの約4倍です。毎日飲むものにこれだけ価格差があったら「なんとかしたい」と思うのは商売人の性。工夫のすべてはここから始まりました。

激安で売っている缶コーヒーではありますが、「安かろう悪かろう」ではありません。キチンとU社の美味しい缶コーヒーです。「ブラック」ですと不評だったので「微糖」を選んでいます。

作ったコーヒーをポットに

用意するには労力が掛かります

温かいコーヒーを作ってポットで持ち運ぶ。確かにこれが値段的に一番安上がりですが、どうも作りおきのコーヒーは時間が経つと酸味が増すようですね。また管理が大変でした。

弊社に在籍している職人は「4人」です。毎日4人×2=8杯分のコーヒーを沸かしてポット、電源、砂糖、ミルクとすべて持ち運ぶとなると、清潔に保つには負担が大きかったですね。

たまにはお茶も飲みたい

年齢層で飲み物の好みも違ったりして、コーヒーばかりだと飽きてしまうようです。とはいえ、お茶を別に用意すると考えると家で用意できる湯量を超えてしまいます。なら、やっぱり缶がいいな。ということで缶製品を持ち運ぶのを基本に考える事になりました。

ポットのお湯で缶を温める 注|缶を入れての加熱は大変危険ですのでお止めください

缶を入れての湯沸かし、保温は絶対におやめ下さい

では、缶を温めるのに何を使うか?「保温が出来て大容量の液体が入るもの」を考えた末、電気魔法瓶を選びました。

最初は缶を入れるだけで温めと保温が両方出来ると考えたのですが、これは失敗でした。電気魔法瓶が水の中の異物(缶)を関知し「エラー表示」を出してくるのです。

そこで沸かすのはお湯だけにして、そのお湯のなかに缶を投入しました。コンビニのホットドリンクの温度も65〜70℃なので、これで十分温かくなります。

まとめと注意(危険:レジオネラ菌)

お湯はその都度入れ替えましょう

前回の冬シーズン通してこの方法を試しましたが、ポットをクーラーBOXに入れて車内で保管することで、15時の休憩まで温かいコーヒーが飲めました。ただ、真似される方に絶対守って欲しい事があります。「保温に使うお湯は毎日交換して下さい。」

よく温泉施設などで問題になる「レジオネラ菌」が発生する恐れがあります。沸かすたびに交換すればなにも問題は無いのですが、お湯の沸かし直しを過度に行うとレジオネラ菌が発生します。抵抗力の弱い人は、吸入により感染。死亡することすらありますので、くれぐれもご注意ください。