サイディング外壁に「大事な部材」が無い!?

雨降りやら強い風。塗装業には厄介なものですが、これも春の知らせなので我慢するとします。
ところで、
サイディング外壁のコーキングの撤去作業の
最中、壁の目地に本来あるべき「大事な部材」が
設置されていないことに気付きました。
建て売りのお宅さまでは良くあるケースですが、この「重要な部材」が無いとコーキングが割れやすくなってしまい、
サイディング外壁の耐久性に大きく影響します。
そこで今回は、外壁に不足していた「大事な部材」の修復の様子をお話しします。
足りない「ボンドブレーカー」

今回の現場は、新築からの初めての外壁塗装でした。既存のコーキング材を撤去していると、
目地の底に設置されているはずの大事な部材「ボンドブレーカー」が入っていない箇所を発見しました。
外壁のコーキング材は、外壁パネル同士のすき間を埋めるべく目地に接着される材料ですが
「ボンドブレーカー」は、打設される目地の底にコーキングが接着するのを阻害する緩衝材です。
コーキングが目地底にも接着してしまうと、コーキング材が建物の動きや温度変化に合わせて伸縮する余裕がなくなり、ひび割れや剥がれが発生しやすくなります。
この状態は俗に「3面接着」と呼ばれます。当然ですが、塗装の持ちにも大いに影響するので、これは修繕しなくてはなりません。
目地の修繕とコーキング施工

ボンドブレーカーを仕込むこと以外は、いつも通りのコーキング材交換作業です。
・接着が不要な目地底をしっかり露出させます。
・既存のコーキング材をすべて撤去し、目地底を
しっかりと露出させました。
今回使用したボンドブレーカーはフィルム状の材料です。目地底にしっかりと貼り付けます。
・その後、サイディング外壁の断面に専用プライマーを塗布。
・さらに、マスキングテープで外壁表面の見切りをキレイにしたら、コーキング材を打設します。
・最後にスポンジヘラで整えて、マスキングテープを剥がして施工完了です。
まとめ

今回の施工では、適切な下処理と
「ボンドブレーカー」の設置により、確実な
コーキング施工を実施することができました。
見えなくなる部分ですが、このような「ていねいな仕事」こそが、建物の耐久性や美観を長持ちさせる大切なポイントです。
横須賀の山本塗装はこれからも技術を磨き、知識をしっかりと蓄え、お客様に安心していただける施工を続けてまいります。
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