横須賀の住宅でよく見かける「鉄製金物の問題点」

横須賀の山本塗装です。

住宅の外まわりには、さまざまな金物が使われていますが、現場では「鉄製品が不適切に使われているケース」をよく見かけます。

今回は、現場でよくある鉄製金物の問題点について、項目別に解説します。

◯まず大前提として「鉄は錆びる」

横須賀市は三方を海に囲まれているため、潮風による塩害の影響を受けやすい地域です。

海から運ばれる微細な塩分が外壁や金属部材に付着すると、金属の腐食が進みやすくなります。

その結果、・鉄部のサビ・設備の劣化 といったトラブルを早める原因になります。

◯配線固定ビス・配管固定バンド

給湯・給水配管、排水管、電気配線などを外壁やコンクリート基礎に固定する際には、ビスやバンドが使用されます。

しかしこれらの部分は新築時に塗装されない場所のため、鉄製品を使うと腐食が進みやすく、10年と経たずに錆びてしまうケースも少なくありません。

錆びたビスは、次のような問題を引き起こします。
・ビスの強度低下による固定力の低下
・外壁材の膨張や割れ
・錆汁による外壁の汚れ

特にサイディング外壁では、錆びたビスが膨張して外壁にヒビ割れが起きることもあるため注意が必要です。

同じ外装設備でも「雨どい」では、亜鉛メッキなどの防錆処理された部品が使われていることが多く、サビによる腐食はあまり見かけません。

◯エアコン室外機の架台

エアコン室外機を屋根の上や外壁に設置する際、鉄製の架台が使われているケースがあります。

しかし屋外では、鉄製架台は錆による劣化が非常に起きやすい部分です。

また、架台は省スペースで設置されるため、後からしっかり塗装することが難しい場合もあります。

室外機の架台が錆びると、次のようなリスクが生じます。
・振動によるぐらつき
・固定ボルトの破断
・室外機の転倒・落下

そのため屋外では、溶融亜鉛メッキ架台など耐食性の高い材料が推奨されています。

購入時に「おまかせ」にしてしまうと、鉄製品が使われてしまう場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

◯まとめ

住宅の外部では、雨・湿気・紫外線などの影響を常に受けています。鉄製の金物は安価で強度が出せる一方で、「サビによる劣化が避けられない材料」です。

配管を固定する部材やエアコン架台などは、長期的な耐久性を考えて「ステンレスや亜鉛メッキの材料を選ぶ」ことが重要です。

山本塗装では、外壁塗装だけでなく住宅の外装金物の状態も確認し、劣化や錆びの兆候があれば適切なメンテナンスをご提案しています。

横須賀周辺で外壁や外装のメンテナンスをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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山本秀登