塀・土留めは塗装できる?(令和8年改訂)

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弊社では、外壁や屋根の塗装だけでなく、家を囲う「塀」や、敷地の高低差を支える「土留め」についても、多くのご相談をいただいております。

塀や土留めの塗装は、家本体の外壁・屋根塗装とは異なる知識やノウハウが必要です。

そこで今回は、横須賀で数多くの施工経験を重ねてきた私たちの視点から、塀・土留め塗装のポイントをわかりやすくご紹介いたします。

◯塀・土留めをきれいにしたい

塀や土留め 横須賀市 山本 塗装
雨ざらしの塀は塗装には不向きです

私たちの地元である横須賀市は、山沿いの新興住宅地が多い地域です。

住宅需要が高まった時代には、施工しやすいコンクリートブロック製の塀や土留めが数多く造られています。

塀は外からの視線を遮ったり、敷地やお庭のプライバシーを守る大切な存在です。しかし、こうした構造物は外壁以上に雨風や汚れの影響を受けやすく、

時間が経つと
・黒ずみやコケ汚れ
・ヒビ割れ
・色あせ
・古びた印象

などが目立ってきます。「見た目をきれいにしたい」と塗装を希望される方も多いですが、実は塀や土留めは、必ずしも塗装に向いているとは云えないものです。

◯塀・土留めに塗装が向かない理由

塗装するために浮いている塗膜を剥がした塀 横須賀市山本塗装
塗装するために浮いている塗膜を剥がした塀

特にブロック塀が塗装に不向きです。その最大の理由は、塗膜のふくれや剥がれが起こりやすいためです。

塀や土留めには、次のような場所から水分が入り込みます。

・上部(天端)からの雨水
・地面から吸い上げる水分
・背面の土からしみ込む湿気や雨水 

この水分が内部にたまり、蒸発する際に大きく膨張します。すると、表面の塗膜を内側から押し上げてしまい、

「ふくれ」「剥離」「ひび割れの再発」といったトラブルにつながります。

◯コンクリート製なら塗れる?

コンクリートはブロックよりも密度が高く、比較的水を吸いにくい素材です。そのため塗装は可能ですが、

水抜き穴の不足や経年劣化によるヒビ割れがあると、やはり内部に水分が入り込み、同じような問題が起こる可能性は有ります。

◯どうしても塗装する場合の注意点

出典:大日本塗料 水性ビルデック カタログより

すでに塗装されている塀や土留めを再塗装する場合など、塗装が必要になるケースもあります。その際は、塗料選びと下地処理がとても重要です。

1. 透湿性の高い塗料を選ぶ 
内部の湿気を逃がしやすい、透湿性に優れた塗料を使うことで、ふくれのリスクを軽減できます。また、柔らかすぎる弾性塗膜は膨れやすいため、用途に合った塗料選定が必要です。

2. ヒビをむやみに埋めない
コンクリートのヒビを見ると、コーキングなどで塞ぎたくなりますが、場所によっては逆効果になることがあります。水の出口を塞いでしまうと、内部に湿気がこもり、塗膜膨れの原因になるためです。

3. 色選びも重要
ヒビや水染みが再び出ることも想定し、汚れが目立ちにくい色を選ぶのがおすすめです。迷ったときは、経験のある塗装業者に相談すると安心です。

◯塀や土留めは、住まいの価値を高める存在です

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最近では、コスト面やライフスタイルの変化から、塀やフェンスを設けない住宅も増えています。

しかし見方を変えれば、敷地を外界と区切り、安心できるプライベート空間をつくる塀は、今ではとても価値のある設備ともいえます。

適切にメンテナンスし、美しく保つことで、住まい全体の印象や快適さも大きく変わります。

◯横須賀で塀・土留めのご相談は山本塗装へ

塀や土留めの塗装は、外壁塗装とは違う判断が必要です。

「塗ったほうがいいのか」「塗らないほうがいいのか」「補修だけで済むのか」現地の状態によって最適な方法は変わります。

横須賀エリアで塀・土留めの劣化や見た目が気になる方は、ぜひ山本塗装までお気軽にご相談ください。

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山本秀登