梅雨ならではの外壁塗装。

関東甲信越は6月8日(木)に梅雨入りしました。「ウェザーニュース」では6月中旬との予測でしたが、けっきょく例年通りのスタートでしたね。
この時期の塗装についてはお客様からもご質問を頂きますが、塗装工事は梅雨どきでも「問題なく施工することが可能です」。
お客様に安心して頂くためにさまざまな工夫と対策を凝らしています。そこで今回は、弊社が行なっている梅雨時ならではの対策と工夫をご紹介します。
雨が当たるとマズい理由

仕上がったばかりの塗膜に雨が当たるのは想像以上にマズイ事です。「塗った作業がムダになり」「雨跡がついてしまった塗膜を取り除き」「もう一度塗り直す」
ざっと3倍の人件費と2倍の材料費が掛かってしまいます。実作業では雨跡も完全に取り除くことが難しいケースがあるので、特に仕上げの段階ではちょっとした雨でも施工は中断せざるを得ません。
無駄にしない工夫

最近の塗料は主材と硬化材を混ぜて化学反応で硬化するタイプがほとんど。一度混ぜたら取り返しがつきません。塗料が無駄にならないよう、雨までに使い切れるよう小まめに混ぜて使っています。
作業の工夫としては、塗る順番を変えるなどして対処します。たとえば、雨降りまでに硬化が完了するであろう時間まで壁で作業し、その後は雨の当たらない天井などの作業に移行するといった具合です。
気温と湿気

未明の雨が上がり、晴天となったら基本は状態を確認して朝から作業します。ですがこの場合、仕上げ塗りの工程においては作業を中止せざるを得ない時があります。
お天気になって気温が急に上昇すると、土に染みこんだ雨水が水蒸気になって家の廻りを立ち上ります。塗装直後の塗膜は水蒸気にも弱いためにツヤが消えてしまうのです。
作業を無駄にしないためには水蒸気が収まるまで待つしかありません。
雨と風

梅雨どきは雨もそうですが風も同様に注視します。工事中に家のまわりを囲う「メッシュシート」は風が抜けやすい構造ですが、雨が強く降るとシートの網目が塞がってしまい、「ヨットの帆」のごとく風をはらんでしまいます。
足場にも風の負荷がそのまま掛かるので、場合によっては倒壊の危険もあるでしょう。そのため、風が雨とともに強くなる予報が出たときには事前にメッシュシートを畳みます。シートさえ畳めば風は通り抜けるので安心です。
まとめ
最近はスマートフォンで天気予報がいつでも見れて非常に助かってますが、梅雨どきは予報がコロコロ変わってそのたび振り回されてる気もします。
お昼の予報が夕方に激変する事などザラにあり、精神衛生上よくありません。ですがこれも目の前の事に対して即対応するためには必要で、お客さまの安心につながっていると思っています。
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