建築の雑学
-「瓦の塗装」について-

瓦を塗装しました。 ただ、最初に申し上げておきます。「瓦は塗装する必要はありません。」 今回はお客様が塗装したものが剥がれたため、補修させて頂きました。すでに塗ってある塗装を傷めない、 かつ強固に密着するプライマーを塗り […]

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塗料レビュー
-新製品の塗料の傾向-

塗料メーカーから出る新製品をチェックしているといつも思うことなのですが、 水性、1液(主剤+硬化剤で硬化するタイプ)のものが数多く目につきます。 今現在主流で使われている弱溶剤(シンナー臭の少ない)系のシリコン塗料は、 […]

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建築の雑学
建物を「健康に保つ」

塗装仕上げの重要な役割は、美装および建築物の保護です。建物を長持ちさせるには塗料そのものの性能よりも、 一定周期のうちに塗装する計画立てをすることがとても大事です。 ただ具体的には一定周期イコール塗装する、ではなく劣化の […]

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建築の雑学
-尺貫法。人間本位の単位-

室内でふとした時、ちょうど良い距離に壁や手すりが有って助かった経験はありませんか? ドアノブって立っていても、ひざ立ちでも回せてとても便利ですよね? 建物を建てるとき直すときはいつものメートル法では無く、昔からある単位「 […]

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状態の解説
-雨漏りのリスクと軒裏天井-

僕は仕事柄、たまに軒裏がないお宅を見かけます。 室内をなるべく広く取るために、よかれと思ってそうして造った大事な我が家。 これはそれに対して、留意して頂きたい事のお話です。 屋根は雨を遮るものというよりは流すところなので […]

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塗料レビュー
-遮熱断熱塗料 材料選択にはご用心-

最近テレビなどで紹介される、遮熱断熱塗料というものがあります。 塗るだけで遮熱、断熱、遮音と多くの機能を持つことで話題になっています。 各メーカーから色々な塗料が発売されていますが、 ものによっては、様々なクレームが塗料 […]

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状態の解説
-壁の浮き、剥がれのきっかけ-

ウレタン塗装で7~10年、シリコン塗装でも10~15年と経年劣化が進んで塗装が傷んでくると、 壁の内と外から水分が常に出入りするようになります。 塗り替え工事は、今まで水分の通り道になっていた場所に新しい塗装の膜でフタを […]

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塗料レビュー
水性塗料のいま

建築用塗料は溶剤系と水性がありますが、今現在は水性へシフトしている過渡期と言えます。 ◯水性塗料の長所 ・塗ってある塗膜を選ばない(ふくれなどの問題を起こしにくい) ・溶剤のように臭いがしないので、近隣への配慮をしなくて […]

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状態の解説
屋外ニス仕上げの天井の剥がれ

屋外の木板の天井ですが、既存のクリア塗料の膜がポロポロ剥がれています(写真①、②) 屋外では木材は、太陽光による紫外線の影響を受けやすいものです。 さらにクリア塗材は紫外線を貫通させてしまうので、劣化した木と一緒にはがれ […]

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新しい建材と対処
~塩害と新しい外壁材~ ◯ガルバリウム鋼板+タイル

古くなった外壁を剥がさずに施工できるため、比較的安価にて施工できる後張りタイプの外壁です。 ただ、塩害地域である横須賀市。錆には強いといわれるガルバリウム鋼板でも、 風向きによっては10年程経ったあたりから錆が始まる事が […]

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