色の名前がすぐ判る!!測色器「Color Muse 3」

色を正確に伝える難しさ

建物の外壁や屋根、鉄部など、塗装工事において「色」は仕上がりの印象を大きく左右します。
しかし、実際の色を言葉で正確に他人に伝えることは非常に難しいものです。
外壁塗装の現場では、日本塗料工業会(JIS)や各塗料メーカーが発行する色見本帳を指標に色を調べますが
既存の外壁色や経年劣化した色そのものに一番近い色番号を探す作業は、経験と時間が必要です。
測色器「Color Muse 3」とは

そこで近年、塗装業界でも注目されているのが測色器「Color Muse 3(カラーミューズ3)」です。
Color Muse 3は、測定したい部分に当てるだけで、その色を数値化し、色名として表示してくれる小型の測色器です。
外壁塗り替えの色選びや、既存色に近い色を探す際の補助ツールとして活用されています。
日本の色見本帳に対応

Color Muse 3は、日本塗料工業会の色見本帳に対応しており、こちらは無料で利用できるため塗装業者にとって非常に便利です。
一方、Pantoneなどの服飾・デザイン系の色見本については、年間サブスクリプション契約が必要となります。
用途に応じて費用が発生するので注意しましょう。
使用上の注意点

「color muse3」は万能ではありません。建物のタッチアップ補修など、極めて精密な色合わせが求められる用途には向いていません。
あくまで「近似色を探すための指標」として使用し、最終的には実際の色見本帳を目視で確認する工程が必要になります。
人の目を補助するツールとして
人間の色覚は年齢や体調、光の当たり方によって変化します。経験豊富な職人でさえ、思い込みや個人差で測色の結果に違いが出る事があります。
Color Muse 3のように、客観的な数値で色を示してくれる測色器は、判断を補助してくれる心強い存在です。
現場で使いやすい特長

本体は小型・軽量で持ち運びがしやすく、機器自体が発光するため、場合によっては夜間や暗所での測色も可能です。
また、色だけでなく光沢も同時に測定できるため、塗料だけでなく、皮革、繊維、プラスチックなど幅広い素材に対応しています。
まとめ
Color Muse 3は、外壁塗装の色選びや既存色の把握を効率化してくれる便利な測色器です。
最終判断は人の目で行う必要があるでしょうが、色決めの精度と安心感を高める補助ツールとして、外壁塗装の現場でも大いに活躍してくれると思います。
投稿者プロフィール
最新の投稿
塗装職人ブログ2026年1月21日色の名前がすぐ判る!!測色器「Color Muse 3」
建築の雑学2026年1月17日外壁塗装|カビを予防するためのポイント(令和8年改訂)
塗料レビュー2026年1月11日北米の木材保護塗料「オリンピックマキシマム」とは?
建築の雑学2026年1月6日【横須賀の外壁・屋根塗装】冬場に水性塗料をおすすめしにくい理由とは?プロが感じる5つの課題

