【横須賀の外壁・屋根塗装】冬場に水性塗料をおすすめしにくい理由とは?プロが感じる5つの課題

横須賀 山本 塗装 外壁 屋根 水性 欠点 デメリット 問題

令和8年初投稿になります。本年も「横須賀の山本塗装」をよろしくお願い申し上げます。

塗料は大きく分けると「油性塗料」と「水性塗料」の2種類があります。

環境面や臭いの少なさから水性塗料を希望されるお客さまも増えていますが、特に冬場など気温が下がる時期においては、水性塗料は使い勝手が悪くなる場面が少なくありません。

ここでは、横須賀で塗装工事を行う山本塗装として、実際の施工経験から感じている水性塗料の課題についてお伝えします。

乾燥に時間がかかる

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比較対象として、2液型のシリコン塗料を挙げます。水性塗料は1液タイプが多く、気温の影響を受けやすいため、乾燥(正確には硬化)に時間がかかります。

特に冬場は「夜露」の影響も大きく、
・ツヤ感の低下
・乾燥不良
といった仕上がりへの影響が出やすくなります。

そのため、仕上げ塗りでは時間帯を強く意識した施工が必要となり、段取りを工夫してはいるものの、施工時間の増加は避けられないのが実情です。

廃棄がしにくい

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水性塗料を廃棄しようとすると、表面は固まっていても内部が完全に硬化していないケースが多く、最終的に処分できるまで時間を要します。

これは水性塗料に限らず、1液塗料全般に言えることですが、現場では廃棄作業にかけられる時間も限られているため、正直なところ手間に感じてしまう部分です。

再利用しにくく、在庫がコスト増につながる

廃棄される塗料(イメージ)

水性塗料は一般的に色被り(隠ぺい力)、つまり下地の色を隠す力が弱い傾向があります。そのため、

別のお客さまの外壁用で余った塗料を「仕上げ塗りの1回目(2回塗りの1/2)」に使用する、といった再利用方法が多くの場合で使えません。

余った塗料の在庫は、
・使用しなければコスト回収ができない
・保管すれば経費増・廃棄すれば環境負荷増 

となり、塗料メーカーでもお客さまでもなく、最終的に弊社が負担する問題として大きな課題になっています。

弾性力があり過ぎる場合がある

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外壁からの反射熱の影響は思ったより大きいです

水性シリコンの屋根塗料は、定番製品があるほど一般的ですが、高温になりやすい屋根ではトラブルが起きるケースがあります。

例えば、2階建て住宅の南側1階屋根では、
・直射日光
・2階外壁からの反射光
が重なり、想定以上の高温になることがあります。その結果、塗膜の密着が温度に耐えきれず、部分的にふくれが発生する事例も見受けられます。

金属への密着力への不安

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平らな部分への密着力にはまだ課題が残ります

「金属にも塗れる」とされる水性塗料は増えていますが、実際の現場では採用しづらいというのが正直なところです。

これは弊社の施工経験による部分が大きいのですが、既存塗装で水性塗料が使われている箇所ほど、大きく剥がれているケースが多いと感じています。

また、水性塗料のカタログにも「真っ平らな面には塗装を避ける」といった趣旨の注意書きがあり、金属部への使用には慎重な判断が必要です。

まとめ

横須賀 山本 塗装 外壁 屋根 水性 欠点 デメリット 問題
本年も「横須賀の山本塗装」をよろしくお願い申し上げます。

水性塗料は、「臭いが少ない」「環境に配慮されている」といったメリットがある一方で、冬場の施工や耐久性、コスト管理の面では注意点も多い塗料です。

特に、「乾燥時間の長さ」「在庫・廃棄の問題」「高温部や金属部での不具合リスク」は、実際に施工する立場だからこそ見えてくる課題だと感じています。

横須賀で外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方に弊社「横須賀の山本塗装」は、立地・季節・素材に合わせた最適な塗料選びを、今後も丁寧にご提案してまいります。

投稿者プロフィール

山本秀登