塗装工事|車両カバーについて

塗装工事では、飛散防止と安全確保のためにメッシュシートで仮設足場のまわりを囲います。これで通常塗料が飛び散ることは無いのですが、
お車が近くに駐車されているとメッシュシートだけでは心配です。その場合、保護のために車両カバーを掛けさせていただくことがあります。
車両カバーは「不織布」

車両カバーは不織布で出来ています。塗料の飛び散りを防ぐのは勿論、CDやDVDの保護にも使われる素材で大変傷つきにくいものです。さらに不織布は風を通すので、シートが飛んでしまうといったトラブルを防げます。
カバーのお願いに伺います。

カバーが必要と思われる場合には、前もってお願いに伺います。不織布カバーの現物を見て頂き、カバーが無理な場合には車両の移動をお願いすることもあります。
昔は「ビニール」

一昔前は車両カバーはビニール製しかありませんでした。「風で舞いやすい」「車両と擦れてキズが付きやすい」といったデメリットがあったので使用は限定的でした。
お車の移動をお願いすることも多かったと記憶しています。今でも車の移動が困難だったりした場合に、不織布カバーに重ねて掛けることがあります。
まとめ

山本塗装では、吹付塗装は極力使わずに飛散の少ないローラー塗装をメインとし、足場にはメッシュシートまたはビニル地のブルーシートを掛けたりと、状況にあわせて飛散防止の手段を講じています。
カバーもしくは車の移動といったお願いは、ご近所さんの事とはいえお車を大事に乗られている方にとっては迷惑な話だと思いますが、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
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