外壁塗装。ついでに塗ると良いトコロ。
「外壁塗装」「屋根塗装」という名前で行われる家の塗装工事ですが、壁や屋根以外も一緒に塗るのはご存じの事と思います。雨戸に戸袋、シャッターなどは代表的ですが、これ以外にも塗っておくと良い箇所は細かく多く存在します。
そこで今回は、外壁塗装で「ついでに塗るべき箇所」について列挙しておきたいと思いますので、外壁塗装や屋根塗装をお考えのときに思い出して頂けたら幸いです。
屋根を支える「野地板」
どんな屋根もそうですが、家の骨組みの上に「野地板」と呼ばれる構造用合板(木製)が張られていて、その上に屋根が乗っています。屋根の先端まわりは雨が雨どいに落ちるところですが、そのスグそばで湿度過多なところに「野地板の先端」があります。
下から全く見えませんし塗ってないことが多い所ですが、屋根の先端を支えている大事なところなので、塗装は「絶対必要」です。
アルミ窓の部品、玄関ドアノブ
窓と、雨戸をしまう戸袋やレールの外側の上下に、鋳物のアルミ鋳物または鉄が使われています。アルミでもサッシに使われてるものより鉄が多く含まれてるため、塗装がはげていることが多く塗装が必要です。
鋳物の製品は玄関のドアノブにも使われます。同じように早い時期に塗装が剥がれてくるので、機会があった時には塗っておきましょう。
ステンレスの換気口
ステンレスは錆びにくい事で有名ですが、ステンレス「合金」にも錆びやすいものが有ります。真っ赤っかにはならないもののポツポツと赤く錆びて見た目が悪くなるので、壁と一緒に塗っておくと良いでしょう。
基礎の換気口
外壁の下回りで、家と地面を繋いで支えているのが「基礎」ですが、通気用の換気口が数カ所設けられています。そこから小動物が入らないように「網」で塞いでいますが、問題なのはその網。
樹脂やステンレスも多い中「鉄」が意外と多く採用されています。ココが錆びて穴が空くと塞ぐのが大変になるので、塗装工事のときには塗って貰いましょう。
まとめ
足場工事に掛かる代金は、15万円から条件次第で(屋根足場が有れば)30万円近くにもなります。工事が終われば無くなってしまう物にこれだけの金額を掛けなければいけないのですから、
とことん利用して元を取っておきましょう。弊社の塗装工事は基本的に上記部分はすべて塗るようにしています。お声がけ下さい。
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