【住宅塗装のタイミング、知ってますか?】外壁塗装の必要性と最適な時期

こんにちは。住宅塗装専門の山本塗装です。今回は、よくご相談いただく「住宅塗装って本当に必要?」「いつやればいいの?」という疑問にお答えします。
塗装は家を守る“バリア”

住宅の外壁や屋根は、毎日太陽の紫外線・雨風・排気ガスなどにさらされています。塗装はそれらの外的ダメージから家を守る「バリア」のようなものです。
もし塗装が劣化してくると、ヒビ割れやコケ・カビの発生、雨水の浸入による建材の腐食など、さまざまなトラブルにつながります。
劣化が進んで「塗装では済まない」となれば、修繕にかかる費用は数倍に跳ね上がることも有るので注意が必要です。
外壁塗装の目安は10年に1度

一般的に、外壁塗装の耐用年数は使用する塗料によって異なりますが、約10年前後が塗り替えの目安とされています。
たとえば、シリコン系塗料なら10年〜15年ほど持つといわれています。ただし、立地条件や気候(海沿いや山間部など)によって劣化のスピードは早まります。
塗装が必要なサインとは?
以下のような症状が見られたら、塗装の検討時期です。
• 外壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
• 外壁の継ぎ目にスキマがある
・細かいヒビが目立つ
・鉄部に白い粒が浮く
・屋根にコケや藻が生える
・屋根材同士にスキマが目立つ
「見た目が汚れてるだけかな?」と思いがちですが、これらは劣化のサイン。早めに塗装業者に相談することで、大がかりな工事を回避できることもあります。
◯塗り替えに最適な季節は?

多くのお客様からは「春」や「秋」が塗り替えに適しているという声をよくいただきます。
しかし、気象庁のデータ(平成3年〜令和2年平年値)によると、梅雨(6,7月)の降雨日数は22日。一方、春(4,5月)は20日、秋(10,11月)は18日と、梅雨と大きな差はありません。
※参照:気象庁ウェブサイト
実は「真冬」は天候安定期

意外に思われるかもしれませんが、天候が最も安定しているのは「真冬」です。12,1,2月の3ヶ月間の降雨日数はわずか15日しかありません。
「気温が低いと塗料が薄くなるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、現在主流の「二液型塗料」は、年間を通して希釈率がほとんど変わらないのが特徴ですし、塗装に適さない程の低温にも、ほぼ至りません。
冬のメリット

冬は日照時間が短く、作業時間は確かに減ります。しかし、横須賀を含む関東南部では冬は晴天が多く、天候が安定しているため、工事がスムーズに進みやすい時期でもあります。
まとめ

季節によって天候や日照時間は変化しますが、適切な施工管理を行えば塗装の品質は年間を通して一定に保てます。
そのため、塗り替えは「思い立ったときがベストタイミング」と言えるでしょう。
塗装は“見た目のため”だけではなく、“家を長持ちさせる”ために行うもの。
特に築10年を超えている場合は、まずは弊社の無料点検をおすすめします。状態を正しく把握することで、将来の出費を抑えることができます。
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