塗装の始まりに。
令和6年。明けましておめでとうございます。本年も、当ブログと弊社山本塗装をよろしくお願い申し上げます。さて今回のテーマは1年の始まりという事で
塗装工事の「始まりの作業」について。たびたびお話してる内容も、改めてお話することで新しい発見もあるかと思いテーマにしてみました。
仮設足場
工事が終われば無くなってしまう「足場」に対して大枚を叩くのは、思うところもお有りかと思います。それでも「安全な足場」が必要なのは、ご近所への配慮は勿論ですが
「作業員の安全」も大切な要素だからです。つい最近も法律が強化※され、安全への意識はより高まっています。
高圧洗浄
ホコリやカビ、風化した塗料の粉。これらを高い圧力の水を当てる事で取り除き、健康な塗膜(活膜)を表面に出す作業が「高圧洗浄」です。弊社では劣化具合によって金属も洗浄しています。
塗料の風化によっては、こする(下地調整)だけでは活膜が出てこないからです。ところで高圧洗浄にかかる水道料金ですが、一般住宅(メーター20mm口径)の場合※横須賀市サイトより
水量13L/min×6時間(10時~17時)=4.68m3≒5m3
5m3で3,996円-基本料金1,856=2,140円
実際は出しっ放しでは無いので、2,000円程度と思われます。
下地調整
高圧洗浄と同じく塗装面の活膜を出すのが下地調整(ケレン作業)ですが、こするモノによって使用する工具が少々違います。これは塗装への足がかりとなる細かい傷をまんべんなく作る為の工夫です。
真っ平らなものにはサンドペーパー。弊社ではより持ちの良い布ヤスリを使います。目の粗さは#60を基本とし#120、#240と使い分けます。
多少凹凸模様があるものにはマジックロン。これにも目の粗さがあるので場所によって使い分けます。
金具などの立体物には、上記を状況により組み合わせたりワイヤブラシを使っています。
まとめ
何事も最初が肝心。ということで、塗装工事の取っかかりとなる各作業をまとめてみました。なるべく違う視点で書いたつもりですが、新しい発見は見付かりましたでしょうか。
令和6年も皆さまに多幸が訪れますように。本年もよろしくお願い申し上げます。
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