業務日記|屋根棟(むね)の固定ビスを交換しました。

現在、塗装工事を行っているお客様のお宅で、屋根棟の固定クギが経年劣化によって緩んでいたため、
交換作業を行いました。今回は、屋根棟の役割や劣化の状態、実際の補修作業についてご紹介します。
屋根棟(むね)とは?

屋根棟とは、屋根の面と面が合わさる頂上部分のことです。
左右の屋根面が交わる最も高い位置にあり、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を担っています。
棟には、金属製の棟板金や瓦を使用する工法などがあります。今回のお宅はカラーベスト屋根で、
棟部分にはコンクリート製の部材が使用されており、クギで固定されていました。
クギの緩みが危険な状態でした。

今回の屋根棟は、重量のあるコンクリート製の部材が、各部2ヶ所のクギで固定されている構造でした。
そのため、クギの抜けや緩みは、部材の落下につながる危険性があります。
屋根屋さんと一緒に、棟の一部をランダムに取り外して内部を点検したところ、
固定の土台となる木材は防水シートで覆われており、腐食は見られませんでした。
しかし、長年の風などの影響によって、固定クギには緩みが生じていました。
そこで今回は、既存のクギをすべて瓦用のビスに交換することにしました。

屋根屋さんおすすめのビスを使用。


今回は、屋根屋さんに使用する材料を相談しました。
本格的な屋根工事を依頼するほどの作業量ではなく、材料さえあれば自分で対応できるとのことでしたので、
私自身が交換作業を行うことにしました。おすすめされたのは、パッキン付きの長めのビスです。
ビスの先端側にはゴムパッキンが付いており、固定部分からの雨水の浸入を抑える効果も期待できます。
部材を割らずに交換する。

既存のクギを引き抜き、新しいビスに交換していきます。
今回使用されているコンクリート製の屋根棟は、すでに販売終了となっており、
破損した場合に同じ部材を入手することが困難です。そのため、部材を割ったり傷つけたりしないよう、
慎重な作業が必要でした。幸い、クギが多少浮いていたため、ペンチで挟んで引き抜くことができました。
こうして、全138本のクギをビスに交換し、無事に作業を完了しました。
まとめ|塗装工事は住まい全体を点検する機会です。

塗装工事は、単に外壁や屋根をきれいにするだけではありません。
工事の際には、普段なかなか目の届かない屋根や建物の細部まで確認できるため、
住まい全体の点検を行う良い機会にもなります。今回のように、塗装工事をきっかけに屋根の不具合を発見し、
早めに補修することで、大きな修理や思わぬ事故を防ぐことにつながります。
大切なお住まいを長持ちさせるためにも、定期的な塗装メンテナンスをおすすめします。
早めの点検と適切な補修が、結果的に修繕費用の節約につながります。
横須賀の山本塗装では、
塗装工事だけでなく、工事中に気付いた住まいの不具合にも目を配りながら、丁寧な施工を心がけています。
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