家のカタチで塗装費用が高くなる!?その理由を解説

こんにちは。横須賀の山本塗装です。
「えっ、塗装工事ってこんなにするの?」お見積書をご提出した際、予想以上の金額に驚かれるお客さまもいらっしゃいます。
塗装工事の金額は、建物の劣化状況や使用する塗料だけで決まるわけではありません。
「実は『家のカタチ』も大きく影響する」のです。
今回は、家を建てる時にも知っておきたい、「塗装工事の費用が高くなりやすい家の特徴」をご紹介します。
屋根の勾配(角度)が急な家

屋根の勾配が「6寸勾配(約31°)以上」になると、安全に歩いて作業することが難しくなります。
そのため、作業員の滑落防止として「屋根に沿った屋根足場」を設置する必要があります。
屋根足場は通常の足場とは別に設置するため、
・足場の材料が増える
・組立・解体の手間が増える
といった理由から、工事費用も高くなる傾向があります。
家の背が高い

昔の住宅は高さが「5.5〜6.0m程度」が一般的でした。しかし近年は、
・屋根裏収納
・小屋裏収納
・吹き抜け
・高天井
などを採用する住宅が増え、建物全体の背丈が高くなる傾向があります。
建物の背丈が高くなれば、その分だけ「外壁の面積も増える」ため、使用する塗料や作業時間も増加します。
耐震・断熱・省エネ性能を重視した住宅

街を歩いていて、「最近の家は窓が少ないな」と感じたことはありませんか?
窓が少ないということは、言い換えれば「塗装する壁が多い」ということです。
その背景には次のような理由があります。
・耐震性の向上
木造住宅では地震に耐えるための「耐力壁」が必要です。大きな窓を設けると壁が減ってしまうため、
耐震等級2・3などの高い耐震性能を確保しにくくなります。そのため、小さな窓や窓の少ない設計が増えています。
・断熱・省エネ性能の向上
窓は壁よりも熱が出入りしやすい場所です。そのため、高断熱住宅では、
「窓を小さくする」「必要な場所だけ配置する」といった設計が多く採用されています。
・プライバシー・防犯対策
道路側の窓を減らし、中庭側・庭側に大きな窓を設けるなど、視線や防犯を考慮した設計も増えています。
つまり、高性能住宅ほど壁が増え、塗装面積も増えるケースがあるのです。
凹凸の多い複雑な建物

同じ床面積でも、「こちらのお宅の方がずいぶん壁が多いですね」というケースがあります。
建物は、立方体のようなシンプルな形状であれば、壁面積は比較的少なくなります。しかし、
・凹凸が多い
・建物が何度も折れ曲がっている
・土地の形状に合わせた複雑な間取り
になるほど、壁の総面積は大きくなります。その結果、塗料の使用量や施工時間も増え、工事費用に反映されます。
お隣との距離が非常に狭い

外壁塗装には仮設足場が欠かせません。
通常、安全に作業を行うためには、壁から約60cm程度の作業スペースが必要です。
ところが、お隣との距離がそれ以下になると、
・足場を組みにくい
・作業姿勢が制限される
・作業効率が落ちる
などの理由から、通常より時間が掛かる場合があります。
狭小地ならではの施工上の難しさが、工事費用へ影響することもあります。
まとめ

塗装工事の概算では、「床面積」を基準に金額を算出することがあります。
しかし実際には、
・屋根の勾配
・建物の高さ
・窓の数
・建物の形状
・隣地との距離
などによって、施工面積や作業量は大きく変わります。そのため、概算金額と実際のお見積りに差が生じることは珍しくありません。
誠実な塗装会社であれば、「なぜこの金額になるのか」をしっかり説明してくれるはずです。
お見積りの金額だけを見るのではなく、その「根拠まで確認すること」が、納得できる塗装工事につながります。
横須賀の山本塗装では、お見積りの内容や施工方法についても分かりやすくご説明しております。
気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
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