運動会の脚立について。

運動会の脚立の天板に乗るのは危険

昨日は現場をスタッフにお願いして子供の運動会に行ってきました。子供の運動会に行くのは初めてでしたが、僕らが子供の頃とは様子がずいぶん違いました。

いまや映像を撮るものはビデオカメラにスマートフォンと一家に一台は当たり前、撮影用に三脚、脚立などそれぞれ独自の工夫で子供さんの晴れ姿を撮影していました。

ただ一点、非常に危険で看過できないものが見受けられました。脚立の天板に乗って撮影されている方が多いことです。天板に乗ると非常に不安定で危険です。建築現場では脚立の天板に乗っての作業は禁止というのは「基本の大原則」です。

「低いから大丈夫だろう」と仰る方もいますが、低い脚立からの転倒は頭部を強打することが多くたいへん危険な行為です。天板にまたがり座ることも同様の危険があります。

建設業界の組合で実施される安全大会でも転落死や半身不随など、悲惨なケースを幾度となく聞いています。ご家族やお子さま、まわりの保護者の皆さまの為にもご一考されることを望みます。