状態の解説
鉄板外壁材(リブ波模様)のサビ。
昔ながらの鉄板の外壁材。強度を持たせるために表面に波状の凹凸を付けてあります。リブ波模様と言います。 遠目から見ると綺麗ですが、間近で見るとポツポツと白い粒が付いているのが分かります。 じつはこれ「サビ」です。焼き付け塗 …
サイディング外壁のコーキング。
サイディングの壁では「コーキング」というゴム状の樹脂を用いてパネル同士のすき間を埋めています。 サイディングのパネル自身は工場で塗装されていますが、コーキングは新築のときには塗装されません。 コーキングの寿命はサイ …
10年目のガルバリウムの屋根
先日現場調査にお伺いしたお宅さまのガルバリウム鋼板のトタン屋根です。 築10年程度なので、まだ工場塗装された塗膜は剥がれていません。 ガルバリウム鋼板も昔のトタン屋根もメッキされた鉄板でしたが、 昔のトタン屋根は下地のメ …
屋根のカドカドに、木が入ってます。
塗装工事が始まりました。屋根にのぼって角々にある鉄製の「屋根棟(やねむね)」をこすってみると、 何やらグラグラ。釘で固定されているはずが、その釘が効いていない様子。なんと手で引き抜けちゃいました。 屋根棟の中には杉 …
サイディングに「木」が混ざってる。
2016年7月18日 状態の解説
サイディングの白い壁のなかに、不純物のような茶色い木くずのようなものが混ざっています。 これは木材のチップで、サイディングのセメント質の「つなぎ」として採用されてされています。 世に出てから20年以上経つ製品です。ただ、 …
ガルバリウム鋼板「雪止め」のサビ。
ガルバリウム鋼板で出来た瓦屋根です。アルミと亜鉛の合金でメッキした鉄板です。 雪が降ったときに軒先から雪が落ちるのを防ぐ「雪止め」が付いているのですが、 ここになぜか「鉄」の部品を使っていることが多いのです。普通の …
軒天井のカドは腐りやすい。
写真のような屋根のかたちを「切妻(きりづま)屋根」といいます。 雨が降ると雨水は、破風板(茶色の部分)に当たってから側面を伝って軒天井に流れていきます。 そして最後に角の部分から流れ落ちるのですが、ここで軒天井や破 …
現場調査ー屋根棟のしっくい。
先日現場調査にお伺いしたお宅さまの瓦屋根の様子です。瓦と瓦のすき間に詰められている白いところが「漆喰(しっくい)」です。 新築時には真っ白だった漆喰も年月とともに硬化し、瓦とのあいだにすき間が出来て雨を吸い風化し始めてい …
業務日誌ーブロック塀(掻きおとし)を塗る。
ブロック塀の下地調整が順調に進んでいます。施主さまによると、前回塗装してから20年以上経っているとのことです。 まずはもともとの塗装の膜を調べます。内部で下地から浮いているところが有りましたので、工具を使って剥がし …