-不具合は誰のせい?不幸な塗り替えの話-

屋根の剥がれ

これは実際に起こるかもしれない仮のお話です。

問題の起きた塗膜に怒りと不安が収まらないお客様。
そのお客様に叱咤を受けながら、自らの失態ではない塗装の不具合を一生懸命なおす塗装業者。

誰もしあわせになれなかった塗り替えとなってしまいました。どうしてこんな事が起こったのでしょうか?

ご存知のように塗り替えは、元々密着している塗装の膜に傷、ないしは処理をして新しい塗装の膜を
密着させる作業です。必要な工程を施さずに塗られた塗膜は、見た目は同じでも内部で浮きや
剥がれが無数に進行しているものです。

-そしてそれは目には見えぬまま、塗り替えの時期がやってきました-

塗装業者は、工事前の診断で発見した浮き・剥がれをお客様に報告しました。
現状で密着しているところは不具合無しと判断しました。

ーそして全体塗装。綺麗に仕上がりましたー

そして残された不具合は、新しい塗膜の下で緩やかに進行。とうとう限界を超えて、
目に見える不具合となってしまいました。

予想外に早く起きた不具合に、最後に手を付けた業者を疑ってしまうのは自然です。
そして塗装業者は現場を確認。前回の塗り替えに原因が有ることを突き止めました。

その旨をお客様に伝えますが、業者は不具合を見つけられなかった自身にも責任を感じてしまうのです。

「建てて最初の塗り替えは特に」信頼できる業者を選ぶ事がなによりも大切なのです。